夫に妊活に積極的になってもらうにはどうすればいい?
夫に積極的になってもらうためには、積極的にならない
理由をしっかり理解すれば自然に分かります。
①妊娠に関する知識をさりげなく伝える
夫に心理的負担をかけない限度で日常会話
の中にさりげなく織り交ぜて話しましょう。
「いくら言っても夫が聞く耳」を持たない
というケースもあるでしょうが、
それでもさりげなく話しかけ続けましょう。
例えが悪いかもしれませんが、洗脳というのは
相手が気づかないうちに少しずつ少しずつ
その気にさせていく方が効果が高いのです。
言えば言うほど逆効果になるようなケース
では、相手に心理的負担をかけてしまって
いることも考えられます。
あくまでもさりげなさを大事にしてください。
さりげなく伝え続けた上で、あるときに
ふと悩みを見せると効果的です。
ある方の例で、
「あと半年で授かれなかったら不妊治療を受ける」
と宣言したところ、ご主人が積極的になったとのことです。
ほとんどの夫は不妊治療には抵抗感を持っていますから、
期限を切って宣言することは効果的ですね。
②夫に十分な愛情を注ぐ
子どもはまだ先でいいと考えているご主人に
対しては、どれだけ愛情を注いであげられる
かが大切になります。
子どもができても夫婦の愛は変わらないんだ
と感じるほどにラブラブしましょう。
「それだけ愛してくれるのなら子どもを作ろうか」
と思ってもらえたら理想的ですね。
理想的すぎるかもしれませんが、
でもこれが本来の「妊活」という
べきではないでしょうか。
あと、女性の年齢的なタイムリミットを
正確に理解していない夫も多いので、
知識をさりげなく伝えることも忘れずに。
③性行為はムード優先で、排卵期以外にもする
子作りのためだけの性行為は男性
にとってはシラけてしまうものです。
そんなことを続けているとセックスレス
になるのも不思議ではありません。
夫婦の愛の確認というムードは崩さないようにしましょう。
かつ、排卵期にだけするというのもいただけません。
当然ですが、男性の性欲は
妻の生理周期とは関係ありません。
排卵期以外にも夫婦の愛の
確認を積極的にしましょう。
そういう下地があってこそ、排卵期に気持ちの
こもった愛の確認ができるというものです。
●夫は妊活サプリメントをどう思っているか?
妊活している方なら、サプリメントを
飲んでいる方も多いでしょう。
積極的なご主人がいる家庭では、夫婦で
サプリメントを飲んでいるケースもあります。
健康になって受精率が高まりますので、
夫婦で飲むのはとても良いことです。
でも積極的じゃない夫は妻が妊活サプリを飲んで
いるのを見て良く思わない場合も多いです。
そういう場合は、夫の前では飲まないとか、
夫に見られるところにサプリメントを置いて
おかないとかいった配慮は必要でしょう。
「ベジママ」というサプリメントは妊活サプリ
でありながら、野菜不足解消のためのサプリか?
と思うようなネーミングなので、
さりげなさを装うにはいいですね。
それでいてこのサプリには、葉酸などの従来から
ある妊活成分に加えて、「ピニトール」という
最近注目を集めている成分が配合されています。
ピニトールにはホルモンバランスを整えて排卵を
促進したり、血糖値を下げたりする作用があります。
こういったサプリをさりげなく飲んで、
妊娠しやすい体を作っておくのも大切ですね。
夫が積極的でない理由
このブログをご覧になっている方は、
・夫にも妊活にもっと協力してほしい
・積極的でない夫に怒りを感じる
という奥様だと思います。
夫にもっと積極的になってもらう方法を考えるためには、
まず、夫が積極的にならない理由を理解しましょう。
理由はいろいろありますが、代表的なものは以下の通りです。
①妊娠に関する知識が足りない
妊活を真剣に考えている妻は当然、知識が豊富です。
加齢による妊娠率の低下や排卵期に合わせた性行為
の必要性などを熟知して、シビアに考えています。
それに対して夫の多くはそれほど知識を持っていません。
年齢的な問題や生理周期などについて、漠然とは
知っていても、あまり気にとめていない人が多いのです。
「ときどき性行為をしてりゃ、いずれ子どもができるだろう」
と思っている人は実に多いです。
こう思ってしまうのは知識が足りないからです。
知識は教えてあげればいいのです。
ただ、この手の話は嫌がる男性が多いので、
さりげなく雑談の中に織り交ぜるのがポイントです。
②今はまだ子どもが欲しくないと思っている
妻は1日も早く妊娠しないといけないと思っているのに、
夫はまだ数年は2人きりで甘い生活をしたいと考えている
ケースはすごく多いです。
妻が妊娠すると夫は性行為を
我慢しないといけなくなります。
赤ちゃんが産まれると妻は赤ちゃんの世話に
かかりきりになり、夫は相手をしてもらえません。
だから夫は、赤ちゃんに妻を取られたくないと思うのです。
これは甘えん坊の夫だけではなく、実に
多くの夫が大なり小なり思うことです。
良く言えば、男性は女性が思うより
ずっとロマンチストなのです。
③義務的な性行為に対する不満
排卵期にだけ義務的な性行為をする
というのは多くの夫が嫌うところです。
「赤ちゃんが欲しいからどんどんセックスして」
というのなら分かりますが、
排卵期にだけ義務的に行って、それ以外の時期には
全然甘いムードさえ出さないようでは男性は醒めます。
萎えます。
実によくある光景です。
妊活に一生懸命になるあまり、基本の夫婦関係
がおざなりになるのはよくないです。
妊活に積極的な夫はどれくらいいるの?
あるネットの調査によると、夫が妊活に
積極的かどうかという質問に対する回答は
積極的 62.8%
積極的でない 37.2%
となっています。
※ゲンナイ製薬のサイト「妊サポ」による調査。
20~44歳の子どもがいない既婚女性1,000名が回答。
いかがでしょうか?
意外に積極的な夫が多いんだな、と私は思いました。
でも男性の立場になってみると、
こんなものかな、という気もします。
最近は子どもはいらないという人が増えた
とはいえ、やっぱり今でも大半の人が
「いずれは子どもが欲しい」と思っています。
積極的な夫と積極的でない夫の割合は
昔も今もそんなに変わらないでしょう。
ただ、男女で妊活に対する真剣さには
温度差があります。
女性も多くの人が仕事をしていたり、
晩婚化などの影響によって妊娠・出産に
昔よりは苦労するようになっています。
それに対して男性の意識は
昔からそれほど変わっていません。
それだけに、必死で妊活をしている女性から
見て夫が積極的でないと感じたり、
積極的でない夫に怒りを感じたり
するようになってしまっています。